トップページ > 症例紹介 > 「戸締り」や「仕事内容」を何度も確認する男性

「戸締り」や「仕事内容」を何度も確認する男性

34歳、 男性

症例キーワード: 不安障害強迫性障害

症状詳細

几帳面な性格であった。いろいろとストレスもあり数年で辞めてしまうことが多かったが、就労は出来ていた。以前からあった症状だが、鍵を閉めた後に数回確認することがあった。しかしこの数ヶ月は、一度出勤して仕事をするが、戸締まりしたか不安になり、昼休みに家に帰るといった症状が出るようになった。最近では、職場でも数か月前の仕事内容を何度も同僚に確認するようになり、同僚から叱責を受けるといったトラブルもあった。当院を受診した。

治療経過・結果

「強迫性障害」と診断し、抗うつ薬などの薬物療法を開始した。また本人に強迫性障害の説明を行い、併せて行動の見直しを行い、まずは「戸締まり」行動の我慢から行うこととした。患者は「強迫性障害」のことをネットや本などで調べるようになり、自分なりに確認行動の抑制について対策を立てられるようになってきた。3ヶ月ほどすると症状はかなり自制できるようになり、職場でのトラブルもなくなった。

考察・解説

「強迫性障害」の患者である。最近はこのような典型例は少なくなったようですが、職場や家庭でのトラブルに「強迫性」が関与している例は多いと思います。自分の思い通りにならないと、イライラすることが多い人は注意です。薬物療法・行動療法あわせて行うことで効果が出る例が多い印象であります。

類似する症例

不安障害機能性ディスペプシア自律神経失調症過敏性腸症候群

「胃がキリキリ痛む!」・・・機能性ディスペプシア

特に問題なく仕事も出来ていた。半年前にある上司が異動してやってきたところ、パワハラまがいの言動も時にあり、徐々に仕事がストレスフルになってきた。しかし仕事はがんばれていた。3ヶ月前から、仕事前になると文字通り「胃がキリキリ痛む」ようになった。最初はストレス性の胃潰瘍と思い、内科を受診して胃炎薬や胃潰瘍薬を処方されたが、あまり症状は改善されない。意を決して胃カメラも受けたが、全く胃に異常はなか...もっと見る

めまい不安障害動悸月経前症候群自律神経失調症頭痛

「月経前症候群(PMS)」と言われて・・・

以前から生理も不定期であり生理前に頭痛・めまい・吐き気が強かった。 婦人科に通院したところ、「月経前症候群」と診断され低用量ピルを勧められ使用したが、むしろ症状が強くなり中止した。その後は漢方薬を処方されて経過を見ているが、1年経っても効果はあまりない。 意を決して当院を受診した。 ...もっと見る

お問い合わせ

お電話・FAX・メールでお気軽にご相談ください。

お電話でお問い合わせ

電話 099-813-8338

受付時間
月~土 9:00~12:30 / 14:00~18:00

FAXでお問い合わせ

Fax. 099-813-8870

24時間受付中
後日、ご案内のお電話をさせて頂きます。

メールでお問い合わせ

ご相談メールフォーム

※当院に通院中、または通院予定の方専用メールフォームです。

※初診のかたの受診予約はお電話にてお問い合わせください。

診療時間について
午前9:00~12:30※
午後14:00~18:00

※午後の診察がある日は、午前の診察終了後~14:00までは当院は閉院します。院内の使用は出来ません。
■日曜日と祝日は休診です。

トップへ戻る