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「周囲の人から見られている」「嫌がらせを受けている」といった高齢女性

64歳、 女性

症例キーワード: 妄想妄想性障害統合失調症

症状詳細

子供が独立してからは夫と2人暮らししていた。夫は定年退職して、趣味の釣りに興じていた。妻は家で留守番をすることが多かった。夫が釣りから帰ると、「隣の人がうちにゴミを捨てる」「私のことを監視しているみたい」といったことを言うようになった。最初は夫は「気のせいだ」となだめていたが、徐々に内容がエスカレートするようになり、「私に電波をあてて体調を悪くさせる」「警察とグルになって嫌がらせをする」といった現実離れしたことも言うようになり、不眠にもなってきた。夫に連れられ当院受診した。

治療経過・結果

本人は「なぜ私がこんなところに来ないと行けないのか?」とやや抵抗を感じていた。「高齢になり、何かの拍子でドーパミンがバランスを崩し、今のような症状を作っている」ということを説明し、ドーパミンの調整と不眠の改善目的に1錠だけ内服することを勧めて了承された。内服後、1ヶ月ほどすると「(隣近所が)電波を当てなくなった」と言うようになった。3ヶ月内服すると、「嫌がらせはなくなった」と述べた。今では「なぜ、私はあのようなことを思っていたのか」と言っている。

考察・解説

高齢になると、身体機能だけでなく、脳内の機能も低下してくるのでしょう。印象では1人暮らしの方、1人でいることが多い方は脳内の機能低下が出やすい傾向があるようです。病名をつけるなら、仰々しい名称ですが「妄想性障害」となるのでしょう。早期の治療でスッキリ軽快する方が多い疾患でもあります。

類似する症例

うつ病統合失調症躁うつ病

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