「子宮内膜症の治療をしたが・・・」
症状詳細
特に問題なく生活していたが、「子宮内膜症」があり、婦人科である薬が始まった。婦人科の症状は改善傾向であったが、3ヶ月ほどすると頭痛、めまい、気分の落ち込みなどが出現した。このことを婦人科医師に相談すると、婦人科の薬は中止されました。
しかし精神面の不調は改善せず、当院を受診した。
治療経過・結果
自律神経失調症として、抗うつ薬なども使用して治療開始した。2~3ヶ月ほどすると症状安定してきた。
考察・解説
この婦人科の薬の薬理作用は排卵抑制なのですが、もしかすると疑似「更年期障害」のようになるのかもしれません。この1年でも2~3人ほど同様の症状の方が来られています。
類似する症例
以前から生理も不定期であり生理前に頭痛・めまい・吐き気が強かった。 婦人科に通院したところ、「月経前症候群」と診断され低用量ピルを勧められ使用したが、むしろ症状が強くなり中止した。その後は漢方薬を処方されて経過を見ているが、1年経っても効果はあまりない。 意を決して当院を受診した。 ...もっと見る
元々忙しい職場であった。ある日、職場でミスをして上司から叱責を受けた。それ以降、その上司がいるいないに関係なく、職場にいく時間になると、動悸や息苦しさを感じるようになった。そのうちに、仕事のない日にも動悸などが出るようになった。内科で心臓の検査をしても、とくに異常はなかった。内科でエチゾラム(デパス)が処方され内服すると、強い眠気に襲われ、その後は内服できなかった。当院を受診した。 ...もっと見る