熱中症は自律神経失調症だ!?
空前の酷暑が来ています!
それに併せて熱中症症状の報道も過熱しているようです。
そこでこの題名なのですが・・・
今の熱中症報道は少し偏っている感じがします。
水分摂取のことばかり取り上げていますが、この題名のような報道をしているところは少ない気がします!
熱中症の本体は自律神経失調症なのです。
つまり体温上昇を自律神経でコントロールできなくなったときに、頭痛やめまいなどの自律神経症状が出るのです。
よく「部活中に生徒が複数名熱中症!」とありますが、部活時は先生も気を使って水分摂取させているはずです。
それでもこのようなニュースがあとを絶たないのは、部活などの緊張状態時には自律神経も十分に機能しづらく、熱中症にかかるリスクが増大するのです。
厳しい顧問の先生などがいる部活ではなおさらです・・・
他に自律神経が働きづらい状態、例えば「風邪をひいている」「アルコール飲んでいる」「眠れていない」「女性ホルモンの変動がある」などの時も熱中症を起こしやすいです。
よって「これらの不調時に、体温を上げないこと!」が熱中症の予防となります。
また一度熱中症にかかったあとに自律神経が乱れて、その後に数ヶ月にわたり自律神経失調症となることがあります。
その際は当院にいつでもご相談ください。